黒大豆とは


黒大豆は、おせち料理などに見られる黒豆のことでマメ科の大豆の品種のひとつです。

種皮にアントシアニン系の色素を含むため、黒色をしています。

最近になって黒大豆の豊富な栄養素とすばらしい効能・効果がクローズアップされ、注目を集めています。


黒大豆の効果


黒大豆には、アントシアニン、サポニン、レシチン、イソフラボンなど、栄養素が豊富に含まれています。

アントシアニンには、活性酸素を除去し、血液をサラサラに保つ効果があります。

活性酸素はシミやしわの原因になるので、アンチエイジング効果を期待でき、さらに、アントシアニンにはチロシナーゼというシミの原因となるメラニン色素を作る酵素を抑える働きもあります。

サポニンには、腸で吸収されたブドウ糖が脂肪に変化するのを抑え、脂肪の代謝を促す働きがあるため、肥満予防になります。

また、体内で血栓を作るもとになる過酸化脂質の生成を抑制する働きがあります。

レシチンやビタミンEには、頭皮の血行を良くし、白髪や抜け毛を予防する働きがあります。

イソフラボンには、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きがあるため、更年期障害を軽減する効果があります。

食物繊維の便秘解消効果は言うまでもないですが、黒大豆の食物繊維は胃に長く留まるため、満腹感を持続させ、食欲を抑制してくれます。

黒大豆には、その他、眼精疲労、視力改善、糖尿病、高血圧、動脈硬化、ガン、アレルギー抑制、疲労回復など、さまざまな効果があります。