ハトムギとは
ハトムギ茶でよく知られるハトムギは、中国南部からインドシナ半島にかけてが原産とされるイネ科の穀物です。
穀類のなかでも特に栄養が豊富で、穀類の優等生と言われています｡
滋養に優れるハトムギは、古代中国では宮廷膳に用いられる食材でした。
皮を剥いた種子は「よくいにん」と呼ばれ、イボ取りや消炎に用いられる生薬です。
ハトムギエキスは皮膚に塗布すると、保湿作用、美白作用があることが知られており、基礎化粧品に配合されることも多いです。
ハトムギの効果
ハトムギは、タンパク質、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2、などを豊富に含んでいます。
ハトムギは他の雑穀米より、たんぱく質が多く含まれているのが特徴で、アミノ酸のバランスもよく、アミノ酸の組成は殻類の中で一番良質だと言われています。
アミノ酸は、肌の新陳代謝を高める働きがあるため、美肌や美白に効果的です。
胃腸を整え、水分代謝も活発になるため、尿の出が良くなり、むくみが解消できます。
食物繊維も豊富なため、便秘や腸の調子を整える効果もあります。