オオバコとは


オオバコ(大葉子)は、日本全土やアジアに分布するオオバコ科の植物です。

葉は楕円形をしていて、長い葉柄を持ち、平行に葉脈は伸びています。

葉が広く大きいことから大葉子と呼ばれてます。

薬草として利用されており、世界的にも様々な効能を持つハーブの一つとして知られています。

漢方では、車前草(しゃぜんそう)との生薬名を持ち、これは車が通った際の轍(わだち)にも見られるところに由来しています。


オオバコの効果


オオバコに含有される成分は、フォトステロール、プランタザンと呼ばれる粘液質、タギニン、ホモプラン、プランタギニン といわれるフラボノイド類、そしてアウクビンやコリンといったもがあります。

利尿作用、消炎作用、鎮咳作用、去痰作用、抗菌作用などがあり、一般には、咳や気管支炎、腫れ物、膀胱炎及び尿道炎といった症状に対して、その改善目的で利用されています。

腫れ物に対しては外用で使われており、生葉を揉んで出てきた液汁を患部に塗布します。

また、オオバコは緩下作用にも優れており、食物繊維も豊富で、便秘解消に効果的です。