カワラケツメイとは
カワラケツメイ(河原決明)は、本州、四国、九州に群れるマメ科の植物です。
名前の由来は、薬効が決明子(けつめいし、エビスグサの種子)に似ていて、川原に多く自生することからきています。
夏ごろ黄色い花が咲き、晩夏から秋にマメに似た果実をつけます。
全草を乾燥させたものを茶としたり、果実を煎じて茶(マメ茶)にします。
カワラケツメイの効果
カワラケツメイの有効成分は、全草には、アントラキノン、フラボノイド、タンニン(カテキン)、種子には、脂肪油、ベータ・シトステロールなどが含まれています。
決明子同様、アントラキノン系成分の緩下作用により、便秘の解消に効果的です。
その他、眼精疲労、滋養強壮、利尿、鎮咳、脚気、腎炎、黄疸、偏頭痛、夜盲症、浮腫み、インポテンツ、消臭などに効果があります。